おおかみおとこの罪と罰
こんばんは。今日は録画の「おおかみこどもの雨と雪」に子守をさせつつオットーと大掃除をしていた935です。
SWITCH Vol.30 No.8 ◆ 細田守『おおかみこどもの雨と雪』はこの世界を祝福する
- 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング
- 発売日: 2012/07/20
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おおかみこども、自分はいい映画だと思う*1のですが、ネット上では叩く意見*2も多いことになんだろなぁと思っておりまして、モヤモヤを夫君にぶつけてみました。
この映画は、子育ては女の仕事として押し付けたい男の身勝手さの表れた気持ち悪い映画だという評価があるのだけど、どう思う?
「えっ…なんだそれ…」(だよねー)
「っていうか、おおかみおとこが一番哀れじゃん」(ゴミ収集車だもんねー)
「あいつあんな子煩悩っぽいのに、死んじゃって」
「押し付けるも何も、死んだら何もできねーし。ちょー無念だろ」
なるほど。男親目線での「無念」という観点は目から鱗でした。
「子育て」を描いたというこの映画で、男親が序盤であっさり死んでしまう展開に残念さを感じている男性も実はけっこういるのかしら。どうなんだろ?
甲斐性もないのに女房ポンポン孕まして、とーちゃんがうまいもん食わしたる!って飛び出て下手うって死んじゃうって、サイバラ漫画にでてくる駄目なチンピラだよなぁ・・・。
— 935(18歳) (@935) 2013, 12月 20
おおかみおとこ、死んでんのに悪うゆうて正直すまんかった。
余談1.
サイバラを連想したのは、花の「辛いときは笑うことにしている」という話が、ぼくんちの「泣きたいときは笑え!!」と被ったんだよね。あの映画もよかった。また観たい。
余談2.
オットーはそんな話をしながら、先日TVショッピングで衝動買いしたスチームクリーナーで、換気扇の油汚れとの戦いに勝って満足そうでした。
長生きしてください。*3
*1:宮崎駿は『この世は生きるに値するんだ』と伝えたくてアニメを作ったと聞きます。この映画は『命は引き継ぐに値する(どんな訳ありでも、いびつでも)』という生命賛歌だと、私は感じました。
*2:これなんか難癖つけてるとしか思えん http://anond.hatelabo.jp/20131221145625
*3:このオットーはフィクションです。